蓄膿症(副鼻腔炎)による痛みの緩和法
蓄膿症(慢性副鼻腔炎)による痛みを感じる時に、痛み止めの薬のほかにも自分でできる対処法がありますのでご紹介します。
ここで参考になるのが動物です。 動物は具合が悪くなるとどうするかご存じでしょうか?
痛みの原因と対処法
それは何も食べずにじっとしているのです。
人も同じように痛みや体調が悪い時は何も食べずにじっとしているのが良いのです。
どうしてかと言いますと・・・
そもそも痛みは体内の循環の滞りによって神経が圧迫されたことで起きるわけです。
その滞りの原因は管(血管、リンパ管、腸管など)にこびりついた「毒素」です。
毒素があるところには、必ず体質の過剰増加が起こります。 蓄膿症の場合には、鼻の奥の空洞(副鼻腔)に溜まっている膿です。
体は食物が胃に入ると、体内の熱(火)が食物を溶かそう(消化しよう)と反応しますが、胃を空っぽな状態のままに保ちますと、体内の熱(火)は体内にある毒素を燃やして溶かそうと働きます。
ですから、痛みがある時は空腹状態を続けることで毒素が溶かされて、滞りが改善されます。 また、毒素の減少によって免疫力が高まると膿が減少します。 こうして神経への圧迫が減り、しだいに痛みが収まってきます。
注意したいこと
ただ、この時、注意したいのは体が冷えないようにすることです。
また、空腹中は栄養を摂取できないので体に力が入らないこともありますので、外出は控え、室内でじっとしておくことです。
この間、飲みものは温かい白湯や番茶などに留めておきます。
冷たい飲み物や体を冷やす作用のある果物のジュースやコーヒー、緑茶は飲まないほうがよいでしょう。
(関連記事:冷えていると蓄膿症が治りにくいという訳とは )
この他にも痛みを取り除く方法として、体を温めたり、あるいは気功や鍼灸などがありますが、これらも体内循環を活性化させることで滞りをなくしていくという点では痛み解消の原理同じものです。
(関連記事:蓄膿症による頭痛・顔面痛の特徴と5つの緩和法 )
Sponsored Link
この記事へのコメントはありません。