自らも蓄膿症(副鼻腔炎)で苦しんだ管理人による、自然治癒力を上げるアーユルヴェーダ式改善法についてご紹介しています。

鼻づまりになりやすい食事とは? 鼻炎・蓄膿症を悪化させるな 

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鼻炎と蓄膿症の方が知ってもらいたいことに、食事の中には「鼻をつまらせやすいものがある」ということです。 

ある食事を頻繁に食べたり、あるいは大量に食べると体質が偏って、徐々に鼻がつまって息苦しくなってきたり、鼻水が出るようになります。

その食事についてご紹介します。
 

粘液を増やす食事


病気によっては食事との因果関係がはっきりしているものがあります。 例えば、肥満の場合はカロリーの多い食事であり、糖尿病の場合は糖分が多い食事、痔は辛いもの、胆石はコレステロールの高い食事です。


鼻づまりと食事との関係についてわかっているのは「インドの伝統医学アーユルヴェーダ」だけですので、アーユルヴェーダの見解をご紹介します。


アーユルヴェーダによると、以下ようなの食品が鼻づまりの原因になる粘液を増やすものだと言います。


<乳製品>  牛乳、ヨーグルト、チーズ、生クリーム
<砂糖>   お菓子、ケーキ、饅頭など
<油>    天ぷら フライなど


私がアレルギー性鼻炎と蓄膿症の改善のアドバイスをさせていただいた方々に聞いても、上記の食品のどれかを頻繁に、また大量に食べられていました。


(*粘液が増えただけでは、鼻づまりや透明の鼻水程度の症状です。 しかし、毒素が増え、免疫力を落とすと急性副鼻腔炎になります。その時の鼻水は黄緑色のドロっとしたものになります。)


ちなみに西洋医学では鼻づまりと食事との因果関係はまったくわかっていません。 ですから予防はできませんし、薬で症状を一時的に緩和させることしかできません。


次に、鼻づまりを生じさせる具体的な献立による例をご紹介します。


食事で鼻がつまった具体例


○ある家族は健康に良いと思われて、毎朝、「バナナとヨーグルト」の組み合わ せを食べていました。

親子してアレルギー性鼻炎と蓄膿症という鼻の病気にかかっていました。


○ドーナツ(油と砂糖)と豆乳コーヒーを毎日食べていた方は鼻水と頻繁な咳が出ていました。


○ある若いOLさんはパスタが好きでした。 

特に生クリームの入ったソースが好きで、粉チーズをかけてよく食べていたそうです。
 

パスタですからオリーブ油も結構使ってあります。彼女は急性副鼻腔炎になって、嗅覚が一時的にまったく無くなり、食が楽しめなくなりました。


○大学芋(芋と油)が好きな独身男性はほとんどが外食で野菜が少なく、コーヒーショップの生クリーム入りカフェラテを週5回は飲んでいました。 

後鼻漏が酷かったです。  私の20代もこれに近いものでした。


カフェオレ



○もともと和食が主だったご婦人がチーズとワインにはまりました。 

2年以上たったころから、頭の重たさを感じ始めていました。 

風邪を引いたのをきっかけに急性副鼻腔炎になり、その後は一旦は治りましたが、冬になると決まって急性副鼻腔炎が再発していました。 



このように知らずに行っていた日々の食習慣が頭や胸に粘液を増加させ、酷い鼻づまりや鼻水、咳を起こす原因になっているのです。
(関連記事:こんな食事だから私は蓄膿症になった


ですから、まずは頭と胸に粘液を増やす食事を減らすことです。 


その上で、頭に溜まった粘液を減らし、体全体を浄化して免疫力(自然治癒力)を上げることです。 


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