腸内環境で別れる蓄膿症(副鼻腔炎)の改善
蓄膿症(副鼻腔炎)の改善には免疫力を上げることが重要ですが、その免疫力は腸内環境と密接なつながりがあります。
腸内環境が良い状態だと体が浄化されて免疫力が高い状態に保たれ、細菌からの影響を受けにくくなります。
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良い便と悪い便
逆に腸内環境が悪いと便が長く留まり(便秘)、腸内から汚れが吸収されて血液が汚れ、免疫力が低下していきます。
これは蓄膿症を改善するにはもちろん望ましくない状況です。
腸内環境が良い状態か否かを知るには、排泄された便の状態を見ることです。 良い状態の時の便と悪い状態の時の便を以下に上げてみますので参考にしてもらえればと思います。
便の善し悪しは色、形と硬さ(水分の含み具合)から判断されます。
【良い便とは】
良い便は、色は黄色で、形はバナナ状で適度に水分を含んでいるため柔らかく、りきむことなくスルっと排泄できます。
この便はきつい悪臭がなく、水に浮きます。 排泄後にティッシュでお尻を拭いてもほとんど便がつきません。
これが理想的な便であり、腸内環境が良いことがわかります。 そして、毎日1回は排泄があります。
【悪い便】
悪い便は、便が腸内に長く滞留しているため、色が茶褐色、さらには黒褐色と色が黒くなっていきます。 黒いほどニオイも臭いです。
通常、食物が便となって排泄されるまでには18時間程かかります。
お肉をたくさん食べる人の便はくさい傾向にあります。 お肉は消化に時間がかかるため腐敗しやすいからです。
硬さについてですが、水分が少ないと便は硬くなり、コロコロしたものになります。
逆に水分が多過ぎると水様便となり下痢になります。
バナナのような形状を保てるくらいの水分含量が理想です。この状態では、便の70%が水分になります。
最後に
人間の浄化作用はよくできていて、へんなものを食べると嘔吐したり、下痢になったりして、早く体外から出そうとするのです。
また、毒素がたくさん溜まってくるとだんだん食欲が無くなって、体内に食物を入れるのを拒もうとしたり、あるいは熱を出して毒素を溶かそうと働きます。
しかし、表面的な症状にとらわれて症状を抑える薬を飲めば、それは返って体を浄化する機会を逃し、免疫力を落とすことになるのです。
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