蓄膿症改善に役立つ健康食品 4つの選び方とは
蓄膿症(慢性副鼻腔炎)を改善するために健康食品やサプリメントを利用する方もいらっしゃると思いますが、その際に注意して欲しい4つの点についてお伝えします。
選び方
ある食材や成分が健康に良いというのが知られて、それが売れるとわかると、多くの企業がその商品を出してくるようになります。
そうなると質が低く、たいした効果のないものが市場に溢れてきて、本物商品は脇へ追いやられてきます。
例えば、青汁、○○茶、ウコン、スムージーなどなど。
① 原料は無農薬で栽培されたものか?
例えば、ある野菜を原料にした加工食品を売りだす場合、企業はその野菜の効能を栄養学的に詳しくアピールします。
この健康食品は○○成分やビタミン○を豊富に含みます!、といった感じです。
それはそれで大切なことですが、肝心の原料が農薬を使わずに育てられたものでないことがよくあります。
企業にとっては農薬を使うほうが簡単に栽培でき、収穫量が安定しますから、手間(時間)のかかる無農薬栽培は避けたいのです。
私はいろんな健康食品やサプリメントを試してきましたが、原料が無農薬でないもので効果が大きいものはほとんどなかったとように思います。
② 製法は素材の良さを殺していないか?
商品の製法は企業秘密になる場合が多いので、全て紹介されることはまずないのですが、それでも他社と違う点をアピールするために1つか2つはこだわりの製法が紹介されるものです。
まったく製法についてアピールしていない会社のものはちょっと疑ってみる必要があります。
例えば、油でしたらコールドプレス(冷圧搾)といって熱を加えないで原料を搾り、化学的な処理を行なわず、素材の良さを活かす方法を取るのが理想です。
自然食品を提供するお店の油はほとんどこの製法をとっています。
③ 体に悪い添加物が含まれていないこと
商品の良さをアピールしていても、原材料を見るとちゃっかり体に悪い添加物が含まれていたりします。
企業のアピールに騙されず、しっかり原材料まで目を通したいものです。
④ 体を冷やすものか温めるものか
健康食品やサプリメントには極端に体を冷やしたり熱くするものは少ないですが、多少は温か冷かのどちらかに作用するものです。
そのために、長く続けていると気づかない間に体が冷えたり、あるいは熱がりになっていたりということがあります。
冷え症の人が温かいものを摂ることは問題ないのですが、その逆は言うまでもないことです。
日本では加工の過程で発酵してある健康食品が多いですが、発酵してあるものの多くは体を温めます。
また、南国で栽培される原料の多くは体を冷やすものが多いです。例えば、ココナッツ、果物、コーヒー(健康的ではありませんが)など。
(関連記事:コーヒーは蓄膿症によくないって知ってますか )
しかし、冷える作用がある原料でも日本に持ち込んで発酵させれば冷のものが温によって中和されます。
蓄膿症(慢性副鼻腔炎)の方の多くは体が冷えていますから、体を温めるということを商品選びの視点に加えてみるのもよいでしょう。
なお、健康食品やサプリメントでどんなに良いものを摂っても普段の食事をおろそかにしていては蓄膿症の改善は思うように進んでいかないことは知っておいてください。
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