滋養を減らす行為は蓄膿症の改善を遅らせる
今回は滋養(栄養)についてですが、現代人は滋養を生まない食事をしたり、また、せっかく得た滋養を自ら破壊し、免疫力を下げる行為を行っていることがあります。
これはもちろん、蓄膿症(慢性副鼻腔炎)を治す上ではマイナスです。 そんな知らずに行っているマイナス行為をご紹介します。
滋養にならない行為
まず、滋養を生まない食事ですが、アーユルヴェーダ(インド自然医療)が言うには、例えば
○調理してから時間がたった食事 ○加工した食品 ○過度の油 |
特に油は粘液を増やすことになりますから、蓄膿症の人にとっては要注意ですね。
この他には「チーズ」というのもありますが、いかにもインド的ですね。チーズは消化にはとても時間がかかるものなのです。
消化とは、単に胃が空っぽになったという意味ではなく、滋養に変換されるまでの時間です。
そういう意味では芋類なども消化に時間がかかりますし、粘液を増やしやすい食材の部類に入りますので、常食は控えたほうがよいでしょう。
次に滋養を減らす行為ですが、
○過度の疲労 ○アルコール ○大きな心理的ストレス(不安、悲しみ、怒りなど) ○能力を超えた性行為 |
また、この他にもアーユルヴェーダの教科書が作られた時代にはないものですが、これらも滋養を減らすものとしてあげられるでしょう。
○たばこ ○コーヒー ○食品添加物 ○電磁波 |
以前、私の蓄膿症改善のアドバイスを受けていた男性から、やっぱりアルコールはだめですか?、という質問を頂いたことがあります。
症状が深刻でないのでしたら、友人と食事に行った時に少し飲む程度でしたら問題ないかもしれません。
しかし、飲酒が毎日でしたら、それがたとえコップ1杯のビールでも、それは蓄膿症(慢性副鼻腔炎)の回復を遅らせることになるでしょうとお答えしました。
*今回、「滋養」という言葉を使ったのは、西洋栄養学で言う栄養とは少しニュアンンスが違うからです。
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